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ニュルブルクリンク FAQ

ドイツ/ニュル周辺の観光について

ニュルブルクリンク/コースについて

ニュルブルクリンク/サーキット走行について

Q1.ヨーロッパのどこら辺にあるの?

ドイツは、いわゆる西ヨーロッパのほぼ真ん中。北はデンマーク、東はポーランド、チェコ、南はオーストリア、スイス、西はフランス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダと国境を接しています。ニュルブルクリンクは、ドイツの空の玄関口・フランクフルト空港から北西に約150km。クルマで約1時間 (アウトバーンなので、1時間程度で大丈夫なのです!)ほどです。最も近い空港はケルン・ボン空港なのですが、残念ながら日本からのノンストップ便は就航していません。

ニュルブルクリンクの地図(Google Map)

Q2.日本とドイツの時差はどのくらいですか?

日本とドイツ間の時差は8時間です。日本の方が進んでいますので、例えば日本が朝の8時だったら、ドイツは同じ日の深夜0時となります。また、ドイツは3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までサマータイムになります。この期間の時差は7時間となります。ノンストップ便でおよそ11時間のフライトが必要な距離ですので、時差ぼけには要注意です。
私のオススメの時差ぼけ予防法は、往きのフライト中は頑張って起きていて、現地に着いたらドイツ時間に合わせて寝るようにすることです。そうすれば、翌朝には到着時の時差ぼけは解消されているハズです。ちょっと面倒なのがドイツから帰国する便。往きよりも時差ぼけが強く出るのです。私は、帰国前日は徹夜をして睡眠不足状態で飛行機に乗り、機内ではビールを沢山飲んで到着ギリギリまで寝てしまいます。そして帰国後も日本時間に合わせて寝てしまえば、翌日はスッキリ! でも飛行機の中では寝られないという方も多いですよね。そんな方は、メラトニン処方の時差ぼけ予防薬や睡眠導入剤などを利用されてはいかがでしょうか?

Q3.ドイツの高速道路「アウトバーン」の走行は、慣れないと危険ですか?

そんなことはありません。普段、日本で運転をされている方なら問題ないと思います。速度無制限のアウトバーンの走行は、クルマ好きにとってはドイツの“楽しみ”だと思っています。ドイツでは、交通マナーが凄く良いので、慣れないうちは周囲のクルマの流れに乗って走っていれば危険な思いをすることはありません。速度無制限が原則ですが、カーブが急な場所、交通量が多い場所などは、時速130kmや100kmの制限速度が設けられています。これらの場所では、すべてのクルマがその速度を守っていますので、流れに乗って減速しましょう。速度制限区間には、いわゆるオービスも設置されていますし、速度取り締まりも行われていますからご注意下さい。

Q4.ドイツ料理って美味しいですか?

味覚は個人の主観ですので何とも言えませんが、私は美味しい料理が沢山あると思っています!
肉料理が主体ですが、牛、豚、鶏だけでなく、鹿、イノシシ、七面鳥など種類が豊富です。魚料理もたくさんあります。軽食堂“インビス”で食べるカレーソーセージなどは、日本人の味覚にバッチリあったスナックです。どうしてもドイツ料理は口に合わないという場合でも、イタリアンや中華のお店が数多くありますし、大都市には日本料理店もありますので、安心して下さい。

Q5.治安は良好?

はい。一般的はとても治安の良い国です。大都市のごく一部には危険なエリアが存在しますが、ニュルブルクリンク周辺はのどかな田舎街ですので、大きな犯罪はほとんどありません。しかし、24時間レースの際にはスリや窃盗などの被害がわずかですが報告されています。残念なことですが、、。

Q6.ドイツ土産の定番と言えば?

ソーセージとパン! と言いたいのですが、これらは検疫の問題があり、ごく一部の許可製品を除いて日本への持ち帰りが出来ません。それ以外では、シュタイフ社のテディベア、マイセン社の陶磁器、モーゼルワイン、ゾーリンゲンなどの刃物、ダルマイヤー社のコーヒー、民芸品のクルミ割り人形をオススメします。手軽なお土産では、お菓子のハリボもオススメ。最近は日本のコンビニでも売っているカラフルなグミのことですが、これはドイツが本場。日本にはない色や味のものを沢山見かけることができます。ですが、何よりもニュルブルクリンクの中にあるファンショップに立ち寄って下さい。ココには数多くのニュルブルクリンクグッズがあり、これらが何よりのお土産になるのではないでしょうか?

Q7.英語は通じますか? ドイツ語を話せないとダメですか?

一般的に、ドイツの多くの場所で英語が通じます。ホテルや空港だけでなく、レストランや商店でも英語が通じることが多いので、日本よりはずっと英語が通じると考えています。ニュル周辺ですと、ホテル、レストラン、軽食堂、お土産物屋さん、ガソリンスタンドなどなどあらゆる場所で英語が通じます。日本語は? 残念ながら日本語が通じる場所はほとんどありません。ですが、ニュルブルク村の中心に位置する名物レストラン「ピステンクラウゼ(Pistenklause)」には、何と日本語のメニューがあります。開発テストで訪れる日本の自動車メーカーのテストドライバー達の手作りの力作です。ここの名物は石焼きステーキ。ぜひ一度ご賞味あれ。

Q8.天候は? 来年の予定 ベストシーズンは?

5月後半から9月初旬までが、ドイツのベストシーズンと言われています。この期間は日本の夏と同じで、一日中薄着で過ごせます。湿度が低いので、日本に比べてとても気持ちの良い旅が出来ます。が、ニュルブルクリンクの場合は少しだけ事情が違います。標高が高く、周囲を山に囲まれているために、天気が崩れやすいのです。もし雨が降ったら冷たい氷水のような雨が降ってきますし、朝夕はグッと冷え込むこともありますので、真夏のような格好 (短パンとTシャツ) と真冬のような格好 (ダウンジャケットなど!) の両方が必要になります。5月上旬に開催された2010年の24時間耐久レースでは、昼間の気温は26度に達したものの、朝夕は1〜2度まで冷え込みました。しかし、2011年は6月下旬(23日〜26日)の開催となるため、少しは暖かいかな? と期待していますが、それでも冬物の用意は不可欠だと考えています。

Q9.現地に日本人スタッフはいるの?

ニュルブルクリンクならびに24時間レース主催者であるADACの中には、日本人の常勤スタッフはいません。24時間レースに関しては、私がその役目を果たします。ニュルに遊びに行かれる方で、ぜひ日本語でのサポートが必要という方には、現地在住でニュルブルクリンクにも詳しい日本人を臨時スタッフとして派遣したり、日本から全行程をアテンドする日本人添乗員を手配することも可能です。ご相談下さい。

Q10.病院や薬局は充実してますか? 常備薬は持っていった方がいい?

ニュルブルクリンク周辺では、クルマで約20分のアデナウという街に大きな総合病院があります。日本で旅行傷害保険に加入していれば、怪我や病気の際に病院で治療を受けても費用についての心配はありません。薬局は、多くの街に沢山あります。ですが、言葉はドイツ語または英語しか通じません。ですので、常備薬がある方は、日本を出る前に多めに処方してもらって持っていくことをオススメします。また、頭痛薬など一般的な薬でもドイツのものは日本の製品より効きが強い場合がありますので、心配な方は一般薬もご自身で持っていくことをオススメします。個人が自分で使うために持って行くのであれば、入国の際に咎められることはありません。税関で説明するために、英語で書かれた説明書をご用意されれば、安心です。

Q11.ニュル周辺のオススメ観光地はありますか?

ニュルブルクリンクの地元、ニュルブルク村には昔ながらのペンションやレストランがあり、そこには数多くの有名レーサーのサインが飾られています。伝説となったレーサー達が実際に宿泊し、食事をした場所ならではの雰囲気を楽しむことが出来ます。有名な観光地としては、ケルン、ボン、コブレンツなどがクルマで1時間圏内にあります。特にコブレンツはライン川とモーゼ川が交差する、古くから交易で栄えた街で、ワインが有名。日本食店もあります。ゆったりと滞在したい方には、ニュルブルクリンクからクルマで40分のバド・ノイエナーという街がオススメ。ここは温泉保養地で、ゆったりしたスパの設備やカジノもあり、贅沢なひとときを過ごせる街です。

Q12.オススメの街やホテルは?

ニュルブルクリンクにお越しになるのなら、やっぱりニュルブルク村に宿泊することをオススメします。サーキットから徒歩圏内ですし、なにより伝説のレーサーやチームが宿泊してきたホテルですので、その雰囲気はバツグンです。ですが、24時間耐久、DTM、F1の開催時期には1年前からほぼ全ホテルが満室となってしまいます。そこでオススメなのが、クルマで約40分のバド・ノイエナーの街。ここは温泉保養地で、豪華なスパやカジノがあり、ゆったりリラックスした滞在が出来ます。また、クルマで約1時間のコブレンツもオススメです。ライン川とモーゼ川が交差する場所にあり、古き良き雰囲気と近代的な町並みが見事に融合した小都市です。

Q13.ニュル周辺ホテルのネット環境は?

ニュルブルクリンク周辺には、大規模高級ホテルからこぢんまりしたペンションまで多くのホテルがありますが、そのほぼすべてで無線または有線のLAN環境が整っています。接続料が有料の所が多いですが、日本のプロバイダーとローミング契約のあるT-Mobileの無線LANに接続すれば、安価で利用することが可能です。

Q14.ホテルにバスタブがないって聞きましたが、ホントですか?

ドイツの旅の七不思議(?)なのですが、よほどの高級ホテルでない限り、部屋にバスタブ(風呂桶)がなくシャワーブースしかないのです。ニュルブルクリンクのコース脇にある高級ホテル・ドリント(4つ星)のコースビューの部屋にも、バスタブが無かった経験があります。理由は不明です。ペンションなどでも、シャンプーやボディソープは常備されていますが、歯ブラシが用意されていないホテルも多く(4つ星ホテルでも、歯ブラシだけは無かったりします)ので、日本から持っていくか、現地のスーパーやコンビニで購入する必要があります。

Q15.サーキットしか楽しみはないの?

ニュルブルクリンクは、サーキット中心とした設備です。基本はレースやテスト走行を行う場所なのですが、近年大幅な投資をして、一大アミューズメントパークに生まれ変わりました。ここには、ジェットコースターを含む遊園地、ミュージアム、大きなショッピングモール、カジノ、ビアレストラン、宿泊施設などが含まれ、レース以外でも楽しめるようになっています。

Q16.略称はニュルなの? ニュルブルって言うこともあるみたいだけど?

ニュルブルクリンク。早口言葉みたいで舌を噛みそうですね。だから日本語では“ニュル”と訳されることが一般的ですので、このサイトでも“ニュル”と略しています。ニュルブルクリンクの名前の意味は、ニュルブルク-リンクです。ニュルブルク(にある)リンク(サーキット)で、以前は現地語表記にもリンクの前にハイフンがありました。そしてニュルブルクはニュルとブルクに分けられるのだそうです。ニュルは純粋な名前ですブルクにはお城という意味で、つまりニュル城の城下にある村という意味になるそうです。なので“ニュル”と略す方が原語に忠実と言えると思いますが、ニュルの略称が通じるのは日本人の間だけのようで、ドイツ人に“ニュルに行くんだ”などと話しても“??? ドコへ行くの?”といった反応が返ってきました。ドイツ人は略さずに“ニュルブルク”または“ニュルブルクリンク”と言っています。ちなみに文書の上で略した時は、NBR (NuerBurgRing) とするのが一般的です。

Q17.ニュルって、公道なの? サーキットなの?

設備の面から見れば、完全にサーキットです。モナコやマカオ、ル・マンの様にレース開催時以外に一般車が往来するということのない、常に完全に封鎖されたサーキットです。しかし、法律上は一般公道の扱いとなっています。なぜこのような現象になったかは諸説ありますので、今度調べてみようと思っています。が、この不思議な状況がニュルブルクリンクを世界に稀な楽しい場所にしています。一般公道ですので、一般車が普通に走れるように公開されているのです。レース開催日や自動車メーカーのテストのための貸し切り時間を除き、毎週末の終日と平日の夕方2〜3時間は、料金を払えば誰でも自分のクルマでコースを走ることが出来るのです。この一般公開(パブリック走行と言います)の時間帯は、レーシングカーや仮ナンバーのテスト車輌の走行が禁止され、一般公道を走れる状態のクルマでないと走行を許されません。普通のサーキットとはまったく逆の状態になるのです。ただし、一般の自動車保険はニュルブルクリンクでの走行には摘要されません。そこだけは毅然とサーキットの扱いを受けてしまいます。

Q18.コースの内側って何? 山?

全長20kmの北コースの内側は森林地帯です。そこに一般道も走っていますし、ニュルブルク村もこの中にあります。一般道はコースに沿って走る部分がありますので、そこからコースを覗き見ることも出来ます。コース脇にはところどころに広大なキャンプサイトが設けられています。24時間耐久レースの時は、広大な敷地がビッシリとキャンピングカーに埋め尽くされ、20万人とも30万人とも言われる観衆がレースを見守ります。キャンプをする人たちはコース脇でバーベキューをするのですが、この煙がハンパじゃなく立ち上っていて、もちろんコースにも侵入します。レース中のドライバーが“随分濃い霧が出てるな”と思ったら、美味しそうな匂いが。実はバーベキューの煙がコースに充満していたなんてコトもあるみたいです。

Q19.メーカーのテスト走行って、見れるの?

時折スクープ雑誌に掲載される、ニュルブルクリンクでの極秘テスト走行の写真。あれはすべてコース周辺の一般道や空き地から撮影されたものです。全長20kmにもなる北コースはスキだらけ。数多くの場所からコースを走行中の車輌を見ることが出来ますので、メーカーのテスト走行を見ることは可能です。ですが、ニュルに行けばスクープ写真を撮影出来る! というものでもありません。
自動車メーカーだって見られることは承知していますので、本当の極秘車輌はニュルではテストさせないでしょうし、覆面をしたテスト車の走行スケジュールが公開されることもありません。また、外観は現行車だけれども、足回りやミッションだけ開発用のパーツを組んだ、外観を見ただけでは何をテストしているのは分からない車輌も多く存在します。ですので、雑誌に載っているスクープ写真も実は、メーカー側が事前に情報をリークしてPRを兼ねてプロカメラマンに撮影させているというウワサもあります。ですので、テスト走行する姿を観ることは可能ですが、その内容を推測出来るだけの情報に触れられると言うわけではありません。残念ですが。

Q20.コースに落書きしてみたい!

どうぞ、どうぞ。ご自由になさって下さい! レースのDVDや写真で良く見る、コース上への落書き。これはコース周辺のキャンプサイトに陣取ったレースファンが“勝手に”コースに入り込んで書いているのです。誰かの許可を取る必要はありません。と言うか、みんな許可なんか取らずに行っているのです! 日本のサーキットでは考えられないことですが、なかば伝統として黙認されているのです。ですが、コースをレーシングカーが走ってくるタイミングで書くのは危険。多くの落書きは、レース前日の夜の間に書かれているみたいです。チャレンジしてみますか?

Q21.コース整備はどうやってやるの?

24時間レースでは、数多くのクラッシュが発生し、ガードレールやタイヤバリアが頻繁に壊れます。これを整備するのは、何とレース中に随時行うのです。時には大型のクレーン付きトラックがレース中のコースに進入して工事を行うこともあります。その為、レースドライバー達には、事前のミーティングで“トラックに注意してレースしろ”と厳重注意が行われます。時にはそのトラックがバックしてくることもありますので、初めてニュル24時間レースに参加したドライバーは皆、驚いています。

Q22.コースってどうやって覚えるの?

北コースだけで全長20km、コーナーの数は170ヶ所以上となるニュルブルクリンクを走るには、コースレイアウトを覚えるだけでもひと苦労です。次が右コーナーなのか左コーナーなのか。これを間違えると大変なので、レーサーは一生懸命に覚えているようです。コース1周を撮影したビデオを繰り返し見たり、ひたすら周回を重ねたりと、覚え方は人それぞれですが、最近のトレンドはシュミレータゲーム。PSのグランツーリスモで何周も(300周以上走ったという人もいました)走ってコースレイアウトを覚えてから本物のニュルブルクリンクを走ると、かなり効率が良いようです。実際のコースにはアップダウンがありますし、路面のミューの変化は毎日起こるので、ゲームでは再現出来ません。でも、グランツーリスモはコースの再現がとてもリアルなので、非常に役に立つのだそうです。これはウワサですが、自動車メーカーのテストドライバー育成課程にもグランツーリスモが取り入れられていて、実際にニュルブルクリンクでテスト走行をする前にかなりのトレーニングをグランツーリスモで行っているとか。

Q23.特別なライセンスは必要なの?

ニュルブルクリンクには北コースとGPコース(南コース)があり、F1やDTMが行われるGPコースを走行するには、サーキットライセンスが必要です。しかし、北コースを一般公開枠(パブリック走行)で走る場合には、特別なライセンスは必要ありません。

Q24.自分のクルマで走れるの?

もし、ご自身のクルマをドイツに持ち込むのであれば、それが一般公道を走れるナンバープレートを持ち、車検に合格していればニュルブルクリンクのパブリック走行が可能です。ドイツの友人に借りたクルマでも走ることが出来ます。ドライバーだけでなく、助手席や後席に人を乗せたままでも走れますし、プロの運転によるタクシーライドサービスも開催されています。走ることが出来るのは4輪だけではありません。バイクもOK。なので、土日に数多くのツーリングライダー達がニュルをエンジョイしています。中には二人乗りで走っている人たちもいますが、これもOK。さらに、観光バスが走っている時もあります。あくまでも一般公道という原則からすれば、何でもアリが本来の姿。ただし、原付やあまりに小さいクルマなどは入口ゲートで出来れば走行しないように説得されるコトもあるそうです。

Q25.レンタカーで走れるの?

残念ながら、空港で借りられるような一般向けのレンタカーでニュルブルクリンクを走ることは出来なくなってしまいました。以前は可能だったのですが、現在はコース入口に設けられたカメラでチェックされ、走行の事実が確認されると返却時に多額の賠償金が請求されてしまいます。そこで、ニュルブルクリンク走行目的のための専用レンタカーの利用が必要になります。ニュルブルクリンク走行用レンタカーには、小型のVWゴルフやスズキスイフトなどから、ポルシェまで多くの種類があります。すべて、バケットシート、ロールバー、強化ブレーキが装備され、専用の保険も付帯しています。お金を出せばどんなクルマでも借りられるのが基本ですが、初めて走行する方は、いきなりポルシェなどハイパワー車で走らず、FFの小型車から体験されることを強くオススメします。

Q26.走りに行ってみたいのだけど、費用目安は?

終日フリープランのパックツアーや安売り航空券を利用すれば、ドイツ・フランクフルトへはローシーズンならかなり安く行けると思います。これに、移動のレンタカー代、ニュル近郊でのホテル代、ニュル走行用のレンタカー代、レースの入場料、ガソリン代などなどが加算されます。ホテルやエアチケットなどはシーズンによって大きく変化しますので一概には言えません。しかし、5泊7日の日程でひとり25〜28万円で走行を楽しんで帰ってくることも不可能ではありません。

Q27.走り方を習えないかな?

北コースを使用したドライビングレッスンは、数多くあります。その多くが現地主催のもので、講義も英語またはドイツ語で行われていますが、毎年そのレッスンに参加してエンジョイしておられる日本人の方もいらっしゃいます。また、2〜3人のグループであれば、北コースのパブリック走行枠を使用してニュルブルクリンク公認インストラクターを招いての個人レッスンをオーダーすることも可能です。そこまでじゃ無くても、、という方には、GPコースで小型フォーミュラを使用したレッスンもあります。

Q28.事故を起こしたらどうなるの?

ニュルブルクリンクでの走行は、すべて自己責任で行うという原則が貫かれています。走行前に誓約書などにサインをするようなことを特にしなくても、万が一事故が発生した場合に、コース所有者や管理者、レッスンなどイベントの主催者などに責任を問うことは出来ません。レースやテスト走行時はもちろん、パブリック走行時にも、ニュルブルクリンク内で起こった物損/人身事故について一般の損害保険は摘要されません。しかし、ニュル走行用のレンタカーや一部のレッスンには、物損事故に対する特別保険を付帯している場合があります。また、運転している方自身が大怪我をしたり万一死亡した場合については、日本を出発する前に加入出来るニュル走行用の特別な保険があります。サーキット走行のリスクを少しでも少なくするために、これらの保険には積極的に加入されることを強くオススメします。

Q29.三浦って何者?

1965年03月20日生
自動車ジャーナリスト、テストドライバー、国内耐久レース事務局員などを経て、2002年に初めてニュルブルクリンク 24時間レース参戦のコーディネイトを経験。以後毎年ニュル24時間レースへのコーディネイトを経験し、2008年から世界で唯一のニュルブルクリンク24時間レース主催者「ADAC Nordrhein e.V.」の公認コミッショナー/コーディネータとなり、現在に至る。
趣味:ビールを飲むこと。飛行機に乗ること。

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