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数多くの伝説を持ったサーキット
ドイツの空の玄関口・フランクフルト空港から北西方向に約150km走ったところにある、全長25km (北コース20km、GPコース5km)におよぶ数多くの伝説を持ったサーキットです。
森に囲まれた北コース (オールドコースという場合もあります)が多くの伝説(ニキ・ラウダが大怪我をした場所としても有名です)を産みだした過酷なコースで、グランプリコースは近代的なサーキットです。
世界三大24時間レースの1つであるニュルブルクリンク24時間レースの他に、F1、DTM、モトGP、FIA GT、トラックレース、モトクロスなど数多くのモータースポーツイベントが開催されていますが、耐久レース以外はグランプリコースだけを使って行われています。
ヨーロッパでは高い知名度を誇る名コース
最大300mの高低差があり、170以上のコーナーがある北コースを使ったレースでは、そこを走るドライバーやマシンに非常に多くの負担が強いられます。そんな過酷なコースで24時間もの長い闘ったチームやドライバーには、完走しただけでとても高い賞賛が与えられます。
その名は世界中に知れ渡っていますが、特にドイツでは、あまりクルマに興味がない人でもその名前と概要を知っていると言われるほど高い知名度を持っていて、24時間耐久レースのテレビ中継は世界中でのべ5億3600万世帯(2008年実績)で視聴されています。
自動車メーカーの開発テストコースとしても有名
ニュルブルクリンクの北コースは、自動車メーカーの開発テストコースとしても有名です。
自動車メーカーのテストコースや一般のサーキットに比べて、横幅が狭く、路面も荒く、多くの高低差があり、クルマへの負担が非常に大きくなる北コースは、一般道に近い状況をダイナミックに試せる場所として古くから注目されました。現在は世界中のほとんどの自動車メーカーがニュルブルクリンクで新型車両開発テストを行っています。
スポーツカー/スポーティカーの開発がメインとなりますが、サスペンションやタイヤ、ミッションなどの部品メーカーもテストに参加して、より高負荷での耐久試験や開発を行っています。
ニュルブルクリンクを満足に走ることが出来た車輌は世界中のどんな道でも通用するとも言われ、自動車メーカーはこぞってニュルブルクリンクで品質向上テストを実施しています。
自動車レース以外にも多くのイベントが開催
ニュルブルクリンクでは、自動車レース以外にも多くのイベントが開催されています。自動車関係では、スタントやドリフトのショー、誰でも乗れるフォーミュラカーを使用したドライビングスクール、安全運転講習会、プロドライバー運転による高速コース体験などがあります。もちろん、2輪のイベントもたくさんあります。
この他に、北コースを使用した自転車耐久レースやマラソン、コンサート、ダンスパーティ、演劇公演など多数のイベントが開催されています。詳細は、このホームページで順次ご紹介していく予定です。